プロテイン、中国には無いの?

最近、仕事でよく中国のスタッフと話をします。

とはいっても、会話もメールも全て日本語。
中国の人たちが日本語を話せる優秀な人たちだからこそ、コミュニケーションが成立しているというわけですが。

中国

しかし日本で中国語を勉強している同僚の中には、ここぞとばかりに中国語会話に挑戦している勤勉な人もいます。

同僚:「中国側のメンバーに、中国語で紹介してあげるよ。」
管理人:「ありがとう、何て言って紹介してくれるの?」
同僚:「”彼はいつも、プロテインを飲んでいます”って。」
管理人:「・・・。」

そういう紹介文を考えつく同僚もどうかと思いますが(笑)この文章を中国語化する上でもっと問題になりそうなのが、プロテインを中国語で何と言えばいいのか?ということです。

同僚:「でも、プロテインって何て言うんだろうね?ちょっと聞いてこようかな。」
そう言って同僚は、スタッフの中でも特に日本語が堪能な中国の方に質問しに行きました。

聞いてきたよ、と言って同僚が見せてくれた紙には
プロテイン=蛋白質
と書いてあります(^^;)。

そりゃあ、プロテインはタンパク質の事ですよ。
それは間違ってない。

でも、そのまま
「彼はタンパク質を飲んでます。」
じゃあ、意味不明ですよね?

同僚は一応、そのままの文章で他の中国スタッフに話してみてくれましたが、
「タンパク質を飲む?・・・きな粉でも飲んでるの?」
という風にしか伝わらなかったようです。(当然ですが・・・)

そう思って、サプリメントのプロテインについて一生懸命説明したのですが、どうやら中国ではそういうものは売られていないとのこと。

まあ、一昔前の日本でも「プロテイン」と言って分かってくれる人はごくわずかだったと思うので、中国でも人によってはあたりまえのように使っている可能性はありますが・・・

これはちょっとカルチャーショックでした。

まあ、中国経済&文化の発展スピードはめざましいので、10年後くらいには
日本人:「彼はタンパク質を飲んでます。」
中国人:「ああ、ホエイプロテイン?それともソイプロテイン?」
という会話が成立するくらいになっているかも知れませんけどね。

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