こんな人がいました Part2

これはもう10年位前に、海外のトレーニング雑誌(日本語訳)の記事の片隅に載っていたエピソードですが、印象に残っているので紹介しておきたいと思います。

アメリカ軍に所属している海兵の一人にある熱心なトレーニーがいました。

空母

そのトレーニーは例によって栄養補給に関してもかなり神経質になタイプで、
「筋肉を大きくするためにタンパク質をしっかり摂らなければならない!」
「筋肉が飢餓状態にならないように、食事の間隔を空け過ぎてはいけない!」

というセオリーをひたすら守っていたそうです。

一般的にフィットネスの世界では”栄養補給の間隔が4時間以上空く事は望ましくない”とされていますが、社会人になってしまうと仕事の都合などでなかなか思い通りの時間に食事が摂れない事もよくあります。

ましてや、それが規律に特別厳しい軍隊ならばなおさらです。
任務によっては間食どころか普通の食事でさえ思い通りに摂れず、
「これでは筋肉が細くなってしまう・・・。」
そう考えた彼が思いついた方法、それはトイレで栄養補給をする事でした。

トイレ

訓練や任務につくとき、ポケットにプロテイン・バーなどのサプリメントを忍ばせておいて、栄養補給の時間になったらトイレに隠れて早食い!
その後、何食わぬ顔をして職場に戻っていたそうです。

トイレなんて物を食べる気分にはならない場所なんじゃないかと思うのですが、彼にとって味や食欲などという要素は二の次だったんでしょう。

私も仕事が忙しくて食事が摂れなかった時に商品倉庫にドリンクタイプのカロリーメイトを隠していた事がありましたが、何事においても上には上が居るものです。

話は変わりますが、秋葉原にあるヨドバシカメラに行った時、トイレの中に
「トイレ個室内での食事はご遠慮ください。」
という張り紙がしてあったのを見かけましたが、あれは流石にトレーニー向けの注意書きではないですよねぇ?(笑)。

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