
当サイト『プロテインマニア』の管理者日誌です。下らない話題が多いと思いますのでご注意を(笑)
当サイトではプロテインに関する情報をテーマとしているため、タンパク質に関しては単に「栄養摂取のためのもの」として捕らえている事が多いのですが、科学的な視点で見ると、タンパク質化合物は実に変幻自在で、摩訶不思議な存在です。
タンパク質がアミノ酸から合成される事については「プロテインが筋肉になるしくみ」あたりにも書きましたが、タンパク質は合成の材料となるアミノ酸の種類やそのつなぎ方によって、全く違う顔を見せてくれます。
例えば、人間の目のレンズに当たる部分は「クリスタリン」という透明なタンパク質で、髪の毛を構成しているは「ケラチン」というタンパク質です。

また、電気的な力で収縮して物理的な力を生み出す「アクチン」や「ミオシン」というタンパク質は、筋肉の中で働いています。
どれも同じようにアミノ酸から合成されているタンパク質ですが、驚くほど性質が違います。
さらに、タンパク質の活躍の場は人体だけには留まりません。
高級な衣類などに使われているシルクも蚕(カイコ)が合成するタンパク質。
クモが巣を作ったり獲物を捕らえたりする伸縮自在の糸もタンパク質で出来ています。

特にクモの巣はその柔軟性と強靭性が注目されていて、放射状(クモの巣状)のネットを作成した場合の強度は、同じ太さの鋼鉄のワイヤーの数倍にもなるそうです。
この性質を応用して、クモの糸と同じ成分で防弾服を作る研究もされているんだとか・・・
まるで映画「スパイダーマン」の世界ですね。
タンパク質合成の仕組みについては、現代の科学でもまだ解明されていない部分が多いようですが、今後科学が進んでいけば特殊効果のあるプロテインサプリメントなんていう商品も発売されるかもしれません。
・・・さて、前回の続きです。
私は倉庫にプロテインシェイクを置き忘れてしまった事実をその日の夜に思い出したのですが、次の日は仕事が休みだったので、結果的に2日後に再会することになりました(笑)
プロテインは飲み物に溶かすと痛みが早いので、作ってから2日後では当然捨てるしかありません。
しかも冷蔵庫ならまだしも、シェイクを置き忘れた倉庫は夜中はエアコンがOFFになってしまうという食品の保存にはあまり適していない環境です^^;

しかし、事態は私の想像を超えていたのです。
私がいつも通り出勤すると、アルバイトの店員さんの第一声は
「店長が忘れていった飲み物、なんか膨らんでますよ・・・」
私はプロテインが変質する速度を甘く見ていました。
そう、プロテインシェイクは醗酵して密閉容器の中にガスが充満し、フタの部分がパンパンに膨らんでいたのです!
こうなるともう、気分は爆発物処理班です。(笑)
何かの拍子でフタが「ポン!」と弾けてしまわないように、恐る恐る容器を持って流しに向かいました。慎重に上部を手で覆いつつ、ゆっくりとフタを開けようとしたところ・・・

ボフッ!
という音と共に、フタが内部からの圧力により押し開けられ、中に溜まっていたガスが放出されました。
決して腐っているわけではないので腐敗臭はないのですが、プロテインが醗酵して出たガスは、漬物を漬けておく「ぬかみそ」のような何とも言えない悪臭だったのです。
当然流し台の辺りは、しばらくの間「ぬかみそ臭」に包まれました。
考えてみれば、私がこの時に飲んでいたのはソイプロテイン、つまり大豆を原料としたプロテインですから、醗酵すれば「ぬかみそ」になっても不思議ではなかったのかもしれません
シェイクを入れていたのが柔らかくてある程度の変形に耐えられる容器だったから良かったものの、もしも破裂していたら商品倉庫はすごい事になっていたんでしょう・・・
みなさんもプロテインシェイクを作る時は、くれぐれも飲まずに置き忘れたりしないように気をつけて下さい。
でももしもホエイプロテインを醗酵させてしまったという人がいたら、どんな臭いになるか聞いてみたいですね(笑)
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