人間以外にもプロテイン

プロテインの歴史に関する記事にも書きましたが、最近は近所のドラッグストアなどでも気軽にプロテインサプリメントが手に入るようになり、アスリート以外の人でもダイエットや健康のためにプロテインを飲むという人が増えてきているようです。

私自身も友人、知人からプロテインに関する質問を受けることが多くなり、プロテインが市民権(笑)を得てきたと実感する事もしばしばです。

さて、先日テレビを見ていたところ、闘牛に関するドキュメントを放送していました。

闘牛とはいっても闘牛士が牛と戦う方ではなくて、牛同士を戦わせる方式のものです。

ちょっと見た感じでは「牛が行う相撲」という雰囲気で、牛同士が頭を突き合わせて押し合い、先に背を向けて敗走した方が負けとなります。

闘牛の牛

闘牛で戦う牛の世話をする人たちは、当然自分の牛を強くする事が求められます。

なので、牛がストレスを感じないように散歩に連れて行ったり、筋肉が強くなるような運動をさせたり、栄養バランスを考えた食事を与えたりします。

「筋肉が強くなるような運動をさせたり、栄養バランスを考えた食事」
これはまさに人間のトレーニーと同じですね。

さらに牛舎によっては、牛の餌になんとホエイプロテインを混ぜて与えているんだそうです。これにはとても驚きました。

やはり筋肉を付ける=プロテインという発想なんでしょう。

牛は植物からでも効率良くタンパク質を合成できるはずですが、直接ホエイプロテインを食べさせれば、もしかしたら更に筋トレの効果が出る・・・という可能性も確かにあるような気はします。

でも、ホエイプロテインは元々牛由来だから、何だか変な感じがしますね^^;。

人間以外もプロテインを摂取するようになってきたという事は、そのうち豚やニワトリの餌にもプロテインが配合されるようになって、

「イベリコ豚よりもヘルシーなプロテイン豚」
とか、
「名古屋コーチンよりも筋肉質なプロテイン鶏」
なんていう品種が売り出されるんでしょうか?

今の段階では、ちょっとエサ代が高く付きそうですが・・・。

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