プロテインは便利で役に立つサプリメントではありますが、体を鍛えていれば必ず必要か?というと、必ずしもそうとは限りません。
今回は雑学的知識を交えつつ、プロテインが必要な場合とそうでない場合について考えてみましょう。
実は人間の体は、糖質などの栄養素から筋肉を作るために必要なタンパク質をある程度は合成する事ができるのです。
だから、食べることによって補給するタンパク質の量が少し足りないくらいであれば、急激に筋肉が落ちたり、健康状態が悪くなることはありません。
もっとも、このタンパク質合成能力には遺伝子や普段の生活によって大きく異なります。
例えばパプアニューギニアの原住民たちは、ほとんどタンパク質源となる食品を食べません。
主食はタロイモ(サトイモの仲間)で、栄養学的にみるとかなり糖質に偏った食生活ですが、筋肉隆々のたくましい体付きをしているのです。

彼らのタンパク質合成能力が高いのは長い年月をかけてその土地の生活に馴染んだというところが大きいのは確かですが、人間の体が環境に適応できるという良い例でしょう。
今は体が鈍っているからちょっと引き締めたいとか、スポーツをやっているから栄養には気をつけたいというレベルであれば、プロテインは必須というものではないと思います。
パプアニューギニアの人たちほどではないにせよ、我々の体はある程度の栄養不足には臨機応変に対応する力がありますから、普段の食事のバランスにさえ気を付けていれば「栄養補助食品」であるプロテインなどのサプリメントは、あくまで補助てきに使えばよいのです。
もちろん激しいスポーツをしている人や、忙しくてトレーニング前に消化時間を計算して栄養補給をするのが困難という人にはとても便利なものだと思います。
ただ、プロテインは安価になってきたとはいえ、鶏肉や卵などに比べると少し割高な食品です
。
「僕は中学生ですが、プロテインを飲んでも大丈夫ですか?」
といったようなご質問を頂くことも多いのですが、個人的には中高生がお小遣いを使い果たしてまで飲む必要は無いと思います。
もちろん家がお金持ちで「じいや、プロテインを買ってまいれ」という人お子様は別ですが(笑)
成長期の体に無理をさせないためにも必要以上のハードトレーニングは避けて、健康な食生活をまず第一に考えるべきでしょう。
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