タンパク質の低温変性を利用する

ホエイプロテインシェイクは、ホットにして飲むことができません。

これはタンパク質に「熱変性」という性質があり、一定以上の温度にすると固まってしまうからです。

玉子焼きや目玉焼きがフライパンの上で固まるのも、この熱変性のためです。

そして、普段はあまり目にすることがありませんが、タンパク質は高温のときだけでなく、低温の状態にしても変性して固まることがあります。

今回は、KEN☆KUNさんが低温変性を利用した卵の食べ方をレポートしてくれました。

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冷凍卵を活用した簡単レシピがあったのでご紹介です。
冷凍卵の温泉卵
冷凍卵かけご飯・冷凍卵の目玉焼き
どちらも冷凍によって黄身が変性しているのを上手く利用して食べています。

もともと生で食べても問題ないような新鮮な卵を冷凍した場合、解凍しても生で食べられるワケです。

すると変性して硬化してしまった黄身は「加熱してないけど半熟ゆで卵」な状態なのでそのまま温泉玉子を使ったレシピに活用できるのかもしれません。

ちなみに、ゆで卵を冷凍すると面白いですよ。

殻をむいたゆで卵を冷凍すると白身の水分が蒸発してガラスのような透明なゆで卵(のミイラw)ができあがるのです。
(教科書からの出典のためネット上にソース無し)

自分もチャレンジしたのですが、深い器を使ったら下のほうの空気の循環が悪かったようで天辺あたりだけ透明なのが出来上がりましたorz

管理人様もチャレンジして完成品を披露してください。
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低温変性を利用して温泉卵を作るというのは面白いですね。

ガラスのようなゆで卵というのは興味をそそられますが、貧乏性の私としては食感がどうなるかが気になるところです。

食べにくかったら、卵がムダになっちゃうな・・・。
と思っていたら、数日前に作って食べそこねたゆで卵(廃棄予定)があるのを思い出したので冷凍してみました。
(運命的なくらいタイムリーです^^)

冷凍ゆで卵

これがその写真。
完全に透明とは言えないまでも、透き通っていて幻想的な雰囲気です。

温度や湿度をもっときちんとコントロールしてやれば、もっと美しい冷凍ゆで卵ができるんでしょうか。

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