プロテインでポリフェノール補給?

最近は色々な「健康に良い」とされる成分が続々と出てきています。

コエンザイムQ10にグルコサミンに、GABA・・・どれに何の効果があるのかを覚えるだけでも一苦労です。

目新しい成分とその効果効能をイメージさせて、
「新成分○○配合!」
と言う風に宣伝すれば売上に結びつくという、大人の事情があるのかも知れません。

そんな健康成分の中でも、かなり名前が定着しつつあるものの1つがポリフェノールでしょう。
ポリフェノールは植物由来の色素や苦味の成分で、その種類は色々です。

「プロスポーツ選手」というグループの中にプロ野球選手やプロサッカー選手、プロボクサーが含まれるのと同じように「ポリフェノール」というグループの中に色々な種類の物質があるという感じですね。

個々の物質で言うと、お茶に含まれるカテキン、ブドウ果汁に含まれるアントシアニン、蕎麦に含まれるルチンというような物質がポリフェノールです。

ポリフェノール

そして、プロテインの中にもポリフェノールが含まれる製品があります。

これは別に、ポリフェノールを添加した新製品が出ました!というような宣伝ではありません(笑)。

勘の良い人は既に気付いているかもしれませんが、そもそもポリフェノールというのは植物由来の物質です。

そして、一般的に売られているプロテインの中で、唯一植物を原料としている物と言えば・・・

そう。ソイ(大豆)プロテインです。

大豆プロテインには、大豆に含まれるイソフラボンというポリフェノールが含まれています。
※ソイプロテインの効果については 「ソイ(大豆)プロテインの効果と特徴」を参考にして下さい。

にも書いた通り、イソフラボンは代謝の向上やホルモンバランスの改善、アンチエイジング(抗酸化作用)、やコレステロール値の減少など、色々な効果があると言われている物質です。

大豆プロテインが全ての問題を解決してくれるわけではないですが、大豆プロテインに色々な健康効果が期待できるのは確かと言えるでしょう。

ただし、大豆プロテインはホエイプロテインに比べて粉っぽいのが欠点です。

ここ10年くらいの間にプロテインを飲む人が増えたのも、ちょっと飲みにくいソイプロテインに変わって、飲み物に溶けやすいホエイプロテインが増えてきた事が大きな要因になっていると思います。

なので、
「大豆プロテインの効果は魅力的だけど、粉っぽくて飲みにくい!」
という場合は、ホエイプロテインにソイプロテインを混ぜて飲むようにしてみてください。

「粉っぽさの限界値」には個人差が大きいと思いますが、自分で分量の比率を調整することができれば、ちょっと飲みにくい大豆プロテインも無理なく飲み続けることができるはずです。

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