肉を食べるベジタリアン

我々が普段口にしているタンパク質食品の代表は、肉であることが多いと思います。

魚や豆類などからもタンパク質は補給できますが、アミノ酸のバランスなどを考えると動物の肉を食べるのは効率的ですし、多くの料理ではメインには肉が使われています。

たまーに海外旅行をしたりすると、機内食の中にはベジタリアンが食べられるように野菜だけで作られたメニューがあったりして、
「これが世界の常識なのかぁ。」
と感じたりしたものです。

ピザ

それを考えると、そんな事を珍しく感じてしまうような国でベジタリアンになるのは大変だなあ・・・と思っていたのですが、どうやら実際はそうでも無いらしいですね。

アメリカで暮らしていたという友人に、
「日本だと、ベジタリアンは食事を用意するのが大変そうだよね。」
と言ったら、
「そんなこと無いんじゃない?寿司屋だってたくさんあるし。チキンだって人気あるじゃん。」
という答えが帰って来ました。

寿司

彼によると、アメリカのベジタリアンは多くの場合、豚や牛は食べないけれど鶏肉や魚は普通に食べるという人が多いそうです。

ベジタリアンと言っても実際には色々な区分があって、完全に悪を食べない人はごく一部であることは知っていたのですが、そこまで動物を食べることが「一般的」であることにちょっと驚いてしまいました。

以前にベジタリアンの区分について書いた記事

「豚と牛が食べられない」だけなら、「ちょっと好き嫌いの多い人」くらいのと言えなくもないですよね(笑)。

もちろん、ベジタリアンの人たちは好き嫌いだけではなく、健康や宗教上の理由など色々な事情があるんだとは思いますが。

マッチョな体を持つことで有名なシルベスター・スタローンやブラッド・ピットもベジタリアンだと聞いたことがありますが、仮に牛肉や豚肉を食べていなかったとしても、大量のチキンや卵を食べていそうですよね(笑)

インド人

ちなみに国別で見ると、ベジタリアンの割合が最も多いのはインドで、しかもインドには肉類だけでなく、魚や卵なども全く食べない厳格なベジタリアンが多いそうです。

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