プロテイン+牛乳でお腹を壊す人へ

プロテインのパッケージにはよく、
「水や牛乳などに溶かしてお飲みください」
と書いてあります。

しかし、
「牛乳でシェイクを作るとお腹を壊しやすいんだよね・・・;;。」
という人もいるでしょう。

というわけで、今回は牛乳でお腹を壊しやすい人へのアドバイスをまとめておくことにしましょう。

東洋人に多い”乳糖不耐症”

牛乳でお腹を壊す原因として最も多いのは、乳糖不耐症という体質によるものだと考えられています。

乳糖不耐症とは牛乳に含まれている糖分の一種である乳糖という物質をうまく分解できないということ。

牛乳と乳糖

もともと人間は哺乳類なので、赤ん坊の頃はミルクに含まれる乳糖を分解する能力が十分にあります。

しかし、特に東洋人は遺伝的に乳糖を分解する力が弱めで、大人になってから乳糖を分解する酵素(β-ガラクトシダーゼ)が少なくなり、「牛乳でお腹ゴロゴロ」な体質になってしまう人が多いんだそうです。

お腹ゴロゴロ対策

ただ、乳糖不耐症とはいっても人によってそのレベルには個人差があるでしょう。

「牛乳を少しでも飲むとすぐにお腹を壊しちゃう・・・。」
という人から、
「冷たく冷やしてガブ飲みしない限り大丈夫」
という人まで色々だと思います。

多少なら牛乳を飲んでも大丈夫という人は、まず牛乳を冷やし過ぎないようにすることです。
そして、一度に大量に体に流し込むのではなく、チビチビと体に馴染ませるようにするようにしてみてください。

※ただし、ホエイプロテインは熱で凝固するので、ホットミルクでシェイクを作るのはNGです。

乳糖を分解する酵素は人間の体温付近で一番よく働くので、消化器官を冷やさないようにするだけでもかなり「お腹ゴロゴロ」は防止できます。

ただし乳糖にとても敏感な体質の人は、乳糖不耐症の人向けの牛乳が発売されているので、そういう製品を選んでプロテインシェイクを作るのが良いでしょう。

乳糖不耐症向けの牛乳というと何だか特殊なものをイメージするかもしれませんが、実は乳糖が予め分解された牛乳は普通のスーパーで買うことができます。

乳糖が分解してある牛乳は、普通のスーパーなどでも購入できます

参考までに、具体的な商品を一つ挙げておきましょう。

なお、人によっては乳糖不耐症でなく、アレルギーが原因となっているという場合もあるようです。

どんな牛乳を飲んでもお腹を壊してしまうという人は、病院などでアレルゲン検査を受けてみる必要があるかもしれません。

そしてアレルギーの原因物質(アレルゲン)が見つかったら、プロテインなどのサプリメントを購入するときも、それらを含まないものを選ぶようにしてください。

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